えんぱいあな日々(本編) 第五百九十一話 This game 前編 その16
ララ:
マリアお姉さま、アレ良いのですか?
真理愛:
今の所は放置しといて。
すみれ:
ドアメイドはすみれがするから綾子は案内をお願いします! あくまですみれは綾子の下っ端!
綾子:
ご主人様が私の下っ端ですか…
小梅:
でないと執務監視プログラムに引っ掛かると…
真理愛:
どうしてもマリ達と一緒に仕事したいんだって。
祥子:
ララちゃん、許してあげてお願い!
ララ:
・・・クラブ建物内でわたくし達の目が届く範囲でという条件を付けるなら。
ペニー:
ごめんねララ副メイド秘書。
ガチャ♪
すみれ:
どうぞ。お足元にお気をつけ下さい。
アンジェラ:
!! ありがとうございます!
ミーナ:
流石正規メイドさんだ、動作一つ一つが洗練されている恰好良い!
あっお出迎えありがとうございます!
綾子:
正規のメイドさん…
小梅:
メイドとして動作が洗練されているのは事実…
すみれ:
お車出してよろしいですよ
ミーナ・アンジェラ:
しずるさんありがとうございました!
しずる:
はい。 二人ともがんばって ‥‥すみれ…何やってるの…
アンジェラ:
こんな沢山のメイドさんがお出迎えとか感激です!
本日よりお世話になります、エンパイアクラブ英国メイド学校よりこのエンパイアクラブ・カリブルヌスに派遣を命じられました、アンジェラ・モヒラと!
ミーナ:
ミーナ・エルレアと申します
二人:
よろしくお願い申し上げます!
真理愛:
エンパイアクラブ・カリブルヌスへようこそ!
弊クラブは二人を歓迎いたします。
このクラブの共同オーナーでメイドマネージャーの真理愛よ
祥子:
このクラブのメイド秘書を拝命している祥子です。
ララ:
副メイド秘書のララです。
ペニー:
二人とは電脳通信では話してるけど、直接は初めてね、オブザーバメイドのペニーよ
ミーナ:
ペニーさんやっと直接お会いできました嬉しいです
小梅:
副メイド長の小梅です、なんでも頼ってね
綾子:
頼って…大丈夫なのかしら? えっと副メイド長補佐の綾子です二人と同じ歳です。
アンジェラ:
ペニーさんの言った通り本当に私達と殆ど変わらない歳なのに副メイド秘書と副メイド長なんですね!すごいです! 憧れちゃいます! お逢いできて感動です! カッコイイです!
ミーナ:
ちょっとアンジェラ失礼よ!
ララ:
これはより一層頑張らなければなりませんわね。一緒にガンバリましょう。
小梅:
あっぁ…小梅は修行中でして! そんな憧れるとか‥見捨てられないのに必死でして!
綾子:
そうですよね。昨日だってウリエルメイド長に「見捨てないで下さい」と泣きついてましたものね
小梅:
綾子! 新人の前でなんてことを!
二人:
あははっ!
真理愛:
その小梅が見捨てられるかもしれないウリエルメイド長と花恋オーナー代行が待ってるから執務室行こうか、綾子案内してげて
綾子:
畏まりました真理愛マネージャー。
すみれ:
二人の荷物の方は届いてもうメイド宿舎のお部屋に入れてあるから心配しないで
アンジェラ:
はいありがとうございます! 先輩!これからお仕事の事など色々教えて下さい!
ミーナ:
ドアメイドご苦労さまでした!
これからメイドの後輩としてご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いしたします!
綾子:
メイドの後輩‥じゃあ、執務室行こうか。
二人:
はいっ!
その17へ続く