えんぱいあな日々(本編) 第五百九十三話 in Perfect 前編 その12

 
梨乃:
梨乃はマスター権利保持者として! マリアンにマスターデュエルを申し込む!

梨緒・綾愛:
マスターデュエル!

穏空:
綾愛、梨緒の二体のメイドを生贄に手札より一体モンスターを特殊召喚! BGMは以下で!

梨緒・綾愛:
生贄?!

穏空:
伝説を見せてやろう!いでよ!我が忠実なるしもべ!!
見るがいい!そして驚くがいい!!光臨せよ!!
フォーシスターズ総裁エステル議長!

エステル議長の攻撃!!すみれ総隊長でも破壊する! 滅びのオーナー権限停止命令!

小桃:
ご主人様の為に生贄になるのはメイドとして名誉

未来:
名誉なのか?

神の怒り

優萌:
橋本優萌がこのマスターデュエルの立ち合い人となります。
双方魂の代償を星乙女(アストライアー)のリーブラ(天秤)に。

場所と時間、デュエル方式は本日放課後ロンゴミリアド屋外訓練場で1対1の模擬戦。
デュエリストは篠山梨乃とマリアンヌ・ヌヴェール

篠山梨乃、君はこのデュエルに何を賭ける?

梨乃:
橋本梨緒のメイド移籍交渉権!

優萌:
マリアンヌ・ヌヴェール、君はこのデュエルに何を賭ける?

マリアンヌ:
同じく橋本梨緒のメイド移籍交渉権! 

パシン(手のひらを合す)

優萌:
Alea jacta edst!(アーレア・ヤクタ・エスト=賽は投げられた) マスターデュエルを承認する。

綾愛:
デュエル、決闘って…ガ〇ダム水星の魔〇! そっち?! まあ学園的にはあっちに似てる? 複数企業グループにこっちはなってるけど…たしかに。

梨緒:
何ですかそれ?

マリアンヌ:
梨乃、ゲームのようには行かないわよ!

梨乃:
それはどうかな?

梨緒:
レクリエーションみたいなモノですか? 怪我とかはしないんですか?

小桃:
基本的には大丈夫。そういう時でもフロリーが治療したらすぐ治るしね

フロリー:
生きていれば治療します。

梨音:
すみれ先輩すいませんお手数かけて

すみれ:
他の所で揉められるよりは…。まあ梨乃もマリアンも元気有り余ってるから、発散させないとさ…被害が増えるから。

向日葵:
先輩も二人の事、本当に可愛がってますよね

小桃:
マリアンも梨乃には子供に戻っちゃうし

フロリー:
梨乃はもともと子供ぽいですけど…

梨緒:
あの二人、たしかに仲よろしいですよね。

すみれ:
あのさ梨緒の移籍交渉権争奪戦にすみれも参加しても‥‥

梨音:
まだ自分のメイド増やす気? うわサイテーだこの先輩。

向日葵:
剛史お兄さんなみですね。

フロリー:
何言ってるんですか我が主。まだ苦しみの要素が足りないと? これは電気攻めの電流もっと上げるしか無いですね。

梨緒:
電気攻め…

小桃:
フロリー達…普段すみれ総隊長にどういうプレイしてるの…

梨緒:
あの! すみれ先輩、お忙しいのにお弁当お作りになってるですね! 美味しそうです。

フロリー:
それ毎日ミーナが作ってるの。マメだよね~。

小桃:
愛メイド弁当ってやつですね! おかずも種類あって、栄養バランスもちゃんと考えられてるみたいだし。
たしかに総隊長ってほっとくとファーストフードかインスタントか下手したら食事抜きますものね。 お手製お弁当なら食べるしかないですからね。これくらいしてもらった方が部隊員として安心できます。

梨音:
すでに口に入る物は押さえれてると。いつでも「ヤ」れる準備は万端と…

向日葵:
何でそういう発想になるんですか…

すみれ:
あははっ…(苦笑)


その13へ続く