えんぱいあな日々(本編) 第五百九十四話 in Perfect 後編 その12

 
ミーナ:
朝あまり時間なくて汁物はかき玉汁になりますどうぞ

すみれ:
今日も美味しそう!頂きます!

ミーナ:
はい召し上がれ♪

すみれ:
これ甘くない、だし巻き卵だ。それに懐かしい味‥

ミーナ:
気付きましたね。それはウリエルメイド長から教わった味付けなのです!

すみれ:
そうだセンパイが甘いもの苦手だからお弁当ではだし巻き卵だったからその味だ! 嬉しい!
ありがとうミーナ!愛してる! さすがすみれ付き専属メイド!

クロエ:
ご馳走様です…

優奈:
まあ、この学園では昼休みはシスター同士の先輩後輩はそこら中でイチャついているしこれくらいなら大丈夫かな?

すみれ:
それで優奈くんとクロエ、改まってお話って何?

優奈:
今回二人の素行でクラブにご迷惑をお掛けした事をちゃんと謝ってなかったのでスイマセンでした。

クロエ:
それとお部屋、小さいキッチンまでリフォームで着けて頂いて。それがすみれ様が費用出して下さったて聞きました。お気遣い何っていったら良いか…

すみれ:
その件? まあ仲良い事は良い事だけどクラブ内は今後は気を付けて。あと二人で住むならあそこ本来は一人用の部屋だからキッチンなかったしクロエがお茶や軽食くらいは優奈くんに出せる方が良いかなって

クロエ:
そこまで考えて下さっているのに…クロエは・・・

クロエ:
あの! 幸様とも相談して優奈様をすみれ様にお返しする事にします! もともと優奈様はすみれ様の専属メイドなわけですし、とてもお気に入りだった情人(イロ)だったのに…クロエが・・・

すみれ:
学園で情人(イロ)とか言わない! 

クロエ:
でわ、お気に入りのセッ〇スフレンド?

すみれ:
ちょっと!それはもっとダメ! そういう問題じゃないから! それと今更返されてもね…だから時々、優奈くんが超~気が向いた時にすみれと遊んでくれれば良いから。 それよりカイルスと幸の方を優奈くん、クロエ、見捨てないであげて・・・時々でいいから遊んであげて! そっちの方が重要でお願いします!

クエロ:
はい・・・

優奈:
うんすみれお姉ちゃん解った。 それは心配しないで。

ミーナ:(小声)
ご主人様、学園での昼休みは毎日こんな感じなのですか?

すみれ:(小声)
うんそうだね誰かしらとのランチミーティングが入ってる

ミーナ:(小声)
だからこのテーブルがすみれご主人様用に予約されているんですね

すみれ:(小声)
学園でのお昼休みのすみれの執務室・・・

梨緒:
橋本梨緒と申します…よろしくお願いいたします…

夢結:
トランクケースまだ二つか台車がいるな

ガバッ!

梨緒:
ひぃ向日葵しゃまぁ!

向日葵:
梨緒ぉ~本当に良く・・・良く来て下さいましたぁ!(号泣)

エミリー:
今回は仕方ないな。

梨花:
向日葵は良く頑張った。

梨々衣:
貴女の戦いは終わましたのよ。ゆっくり休んで下さいませ‥‥

マリエット:
よ・・・ようこそえーでんへっ・・・メイド秘書のマリエットです。

アリエル:
本当に‥‥本当に良く来て下さいました。 弊クラブは梨緒さんを歓迎いたしますわ‥

梨花:
篠山家次頭メイドの梨花です

梨々衣:
橋本家当主の梨々衣ですわ。

エミリー:
久しぶりだな梨緒。

梨緒:
お久しぶりです。エミリーサンっ・・・

夢結:
今、エミリーの相棒をしている夢結執行官です。

梨緒:
よろしくお願いします夢結サンっ。 それで梨乃奥様は?

エミリー:
オーナー執務室に軟禁してある。 アタシから言う事はただ一つ。
オマエが逃亡するそぶりを少しでも見せたら、躊躇わずオマエを執行する。

梨緒:
奥様が軟禁?

梨花:
梨緒、キミの犠牲によって我がクラブは救われるんだ。スマン。

梨々衣:
向日葵、さあ梨緒さんを連行しましょう。

梨緒:
私が犠牲? 連行? ちょっと状況を説明して下さい!

向日葵:
さあ‥‥行きましょう・・・梨緒。

梨緒:
ひぃぃぃ!


その13 へ続く