えんぱいあな日々(本編) 第五百九十三話 in Perfect 前編 その14
梨乃:
電脳誘導マイクロミサイル全弾発射!
マリアンヌ:
エゲツナイ装備着けてるじゃないわよ!
SE:
きゅいぃぃぃぃん!
SE:
ごがぁあああああん!
梨緒:
あの…あれって小型ミサイルでの飽和攻撃ですよね…それも威力がアレ…本当に大丈夫なんですか?
フロリー:
ムリ。
綾愛:
無理って…えっ?
フロリー:
あの威力じゃ当たったらバリア破壊された上で粉々だし、どうやって治療するさ。無理だって。 さらにトドメにレールキャノンまで撃ってるし。
梨緒:
模擬戦ですよね? これ?
フロリー:
うん威力とかは実戦の30パーセントになってるはずだよ。 でないとここで観ているフロリー達も無事じゃないし。
綾愛:
‥‥‥‥‥‥‥‥
マリアンヌ:
取った! パイルブレー…
梨乃:
(ニヤ)
SE:
ピピピピ(マリアンの方の警告音)
マリアンヌ:
ひぃぃ! ブーメランソーサぁー!!!
SE:
どかーん♪ バリバリバリ(バリアが弾けている音)
綾愛:
奥様ぁ!
梨緒:
ひぃ!
スザンヌ:
ハイネぇええええ! 儚く散った光がぁ~♪ 僕らを今呼び覚ます~♪
フロリー:
スー、SEEDディスティニー観たのね…
スザンヌ:
うん観た!面白かった!
梨乃:
降伏しないとその魂刈り取る。
マリアンヌ:
つ…強い…降伏します!
シュタッと優萌が降りてくる。
優萌:
そこまで! 勝負あり! 勝者、篠山梨乃!
梨乃:
マリアン、何で負けたか解る?
マリアンヌ:
解らない。
梨乃:
ゲームの時もそうだったけど。スーのポジションが全くの死角。 それとチャージする方向やタイミングが滅茶苦茶。たぶんその辺をスーがいつも調整しているんだと思う。 梨乃は単騎で戦う事が多いから…慣れてるけどマリアンは単騎は慣れて無い
マリアンヌ:
あっ! そっか…いつもスーが助けてくれてるんだ…
優萌:
今後は単騎の練習もしたほうが、バリエーションが広がるし。
マリアンヌ:
うん。そうだね。いつもスーがいるわけじゃないし。
その15へ続く