えんぱいあな日々(本編) 第五百九十三話 in Perfect 前編 その7
穏海:
大変申し訳ございませんでした
シンディー:
(ひぃぃぃぃ!)
澄:
なんで凛空お姉さまと一緒に言うんですか! お兄ちゃんのダメージが大きいから、段階をいれて受入れさせると計画したではありませんか! 碧美やミーケがここまで努力してきたのを台無しにする気ですか?
穏海:
舞子さんの件で混乱している凛空を見て‥‥わたくしにも実は新しい義妹が居て、だから一緒にお兄様に言いましょうとつい・・・
澄:
澄達はこれで言え無くなってしまったではないですか! どうするんですか! それと、碧美は全く悪くないからね! このお姉さまだけが悪いんだからね
碧美:
そもそも私がメイド学校へ行くに前に在籍していたクラブに研修の講師で来た穏海お姉さまに惚れてしまって告白したのが原因ですし‥
ミーケ:
それ言ったらミーケだってその時に澄お姉様と出会ったわけで…同じじゃない?
澄:
だから直接澄達の下で働けるようにメイド学校に行った方が良いって真理愛と希美が手はずをとって学校行って卒業して、やっと澄達の所に来れたのに。もしお兄ちゃんが復活せずあのままだったら…
ミーケ:
声かけても執務室の机の前で全く反応しませんものね・・・ショックで。
澄:
あのお兄ちゃん、穏海お姉さまと凛空お姉さまの事になるとメンタル激弱だからね
希美:
希美と真理愛と言いましたが、希美達は千穂さんに相談しただけで、実際の計画や英国メイド学校への手回し、ここへの配属など全部、千穂さんが行ってくれた事です。
千穂さんが各国メイド学校をまとめている間、このクラブのメイド秘書代行を任されている希美として、この惨状をどの面下げて千穂さんに報告できるんですか?
これは千穂さんと希美の実家であるForest方式しかありません! 真理愛!
穏海:
Forest方式・・・ちょっと待って下さいませ…
ララ:
・・・(無言で刀を差しだす)
真理愛:
千穂メイド秘書に詫びを入れるには、お姉様の首を塩漬けにして差し出すしかありません!(注)
穏海:
まだ千穂さんと小梅さんが篠山ご兄妹と梨々衣さんを連れて挨拶に起こしになるまでに、お兄様が復活しないとは・・・
真理愛:
お姉さま御覚悟を。
穏海:
あの、話せばわかります! 落ち着いて話し合いましょう!
澄:
それを言った日本の首相は頭撃たれて死んだそうですよ(515事件)
話し合って解る事は全く無いという日本の教訓の言葉。byフランソアさん
穏海:
ひぃ…
雪音:
貴女達二人で良いじゃない…なんでアタシまで
澪:
雪音が焼いたケーキでしょ? 貴女が持っていくべき。
雪音:
それにアタシこういう恰好似合わないし・・・
有虹子:
雪音姐さんの焼いたケーキが大好きなお兄ちゃんに、雪音姐さんが普段絶対にしないようなお兄ちゃんが好きそうな恰好でお給仕する!
「あぁ~雪音がここまでしてくれるんだ!と ハートにドキューン♡お兄ちゃん復活大作戦!」
有虹子と澪お姉ちゃんはあくまでサポート! あーんして食べさせるのは雪音姐さん!
雪音:
えっ? 今何て言った? アタシがお兄たまにあーんする?
澪:
お兄ちゃんが復活せずに、篠山家と橋本家に無礼な事になったら西園寺家とうちのクラブなど消し飛ぶ! まさにクラブの存亡がかかってるのよがんばって! さあ行くわよ
雪音:
ちょっとまってよ…
SE:
ガチャ♪
澪:
お兄ちゃん
雪音:
あのさ、ケーキ焼いてきたんだけど‥
有虹子:
いっしょに食べよう♪
澪:
ほう~…
雪音:
あぐぁあ‥
有虹子:
ふぅ~ん…
星美:
こんなに…鼻息…荒くなるくらい…元気に…なったね♪
今度は…どっちの…食べたい?
ニケ:
ニケ?それとも星美ですか? でも今は上だけですよ?
本日のお仕事終わったら‥
星美:
星美とぉ~
ニケ:
ニケにたっぷりぃ
星美:
シテ…良いから…お兄ちゃん…
ニケ:
がんばってぇ下さいね♪
澪:
このヘンタイロリコンお兄ちゃんっ!
雪音:
二人共避けてぇ!
有虹子:
ひぃぃ!
SE:
ブンっ!(星美がニケの体操着の首根っこを掴んで飛びのいている音)
ニケ:
えっ?!
SE:
バスコーン!
星美・ニケ:
ひぃ!
澪:
ふぅ~成敗!
あっ雪音、ケーキゴメンね
雪音:
いやそれは良いんですが。澪姉・・・お兄たまが普通のカラダじゃないってバラしてから、お兄たまの扱いが雑じゃないですか? あのお皿硬化セラミック製で割れないからそのまま運動量がダメージに…
澪:
そう? アレくらいじゃ怪我しないわよ。 プレイで検証済。
雪音:
検証済?・・・・・・澪姉、お兄たまと普段どんなプレイをしているんですか?
有虹子:
あのさ、星美の動き・・・あれドライブ使って無いよね? エグい…
その8へ続く