えんぱいあな日々(本編) 第五百九十四話 in Perfect 後編 その7
フロリー:
クロエはこの二人に弁解の機会を与えるべきだと?
クロエ:
はい・・・
フロリー:
必要無いでしょ。
優萌:
えっ? 弁解の機会も与えないの?
フロリー:
弁解があるんだ? 優萌、優萌はこの一週間、星美とヴァルマ君の部屋で寝て一日もフレデリカ達と一緒に寝て無いよね?
優奈:
優萌、そうなのか?
優萌:
…はい…
星美:
やっぱり怒られた・・・
ヴァルマ:
だからお二人に注意してるに良いから良いからって…
カイルス:
ウリエルメイド長、祥子メイド秘書、カチュ-シャ料理長、瑠奈総務部長から優奈とクロエのクラブ内食堂やクラブ公共部での素行について改善するようにと正式にカイルスと幸にクレームがあった。
優萌:
クラブのメイドのトップ四人から‥‥
ミレーヌ:
二人が仲良い事は良い事だけど、たしかに目に余るというか…居づらいだよね
幸:
イちゃくならこの部屋でするようにって幸、言ったよね? 公共の場所では控えるようにって。
クロエ:
幸様すいません・・・。
幸:
お部屋だけど、ウリエルメイド長から前に優奈くんが使ってた部屋はそのまま取ってあるから、優奈くんとクロエの部屋にするようにって言われた。 四人で住んでるから二人きりの時についついやりすぎちゃうだろうって。 だからちゃんと別けた方が良いと。 四人で「仲良く」したい時は今のこの部屋はそのままの広さなんだからそこですれば良いだろうって。
優奈:
そんな所まで・・・ウリエルメイド長スイマセン‥‥
フロリー:
フロリー達メイド達の事は、今後は改善しろでも良いの。 しかし二人とも、ご主人様と前いつ夜伽した? デートした?
優奈
うっ! 何時だろうな‥‥
優萌:
何時‥‥でしょうね…
フレデリカ:
ご主人様は、フレデリカやフロリーがいるから、優萌の事をご主人様から遠慮して誘わないし。 優奈くんに至ってはあの状態をクラブ内でご主人様に見せつけてご主人さまが誘うと思う? 真理愛様に毎日相手にしてもらうのはララさんやシンディに悪いと思っているし。 ミレーヌも優子がいるから…あと部隊訓練もあるしね、それを気にしてるみたい。 エスコメイドの子達はあくまで研修としてと別けているみたいだし。 だから夜、真理愛様としない日は一人でセーフルームで寝てるらしいよ。それくらい今、ご主人様は恋愛的に不安定。
優萌・優奈:
そこまで‥‥弁解の余地も御座いません‥‥
カイルス:
ナゼここまで妾が居てこうなるかな…
フレデリカ:
主要原因はご主人様がメイドに優しすぎなのと、気の回し方がド下手だから。
カイルス:
もしミーナが自らの意思でお姉ちゃんのみのメイドとして過ごす事を決めなかった時は、優萌と優奈をお姉ちゃんの専属性奴隷メイドとして差し出す! お姉ちゃんが安定するまでお姉ちゃん以外とエッチ禁止!
優萌・優奈:
専属性奴隷メイド!
フロリー:
カイルス、フロリーもそれで致し方ないかと思います。
幸:
クロトはその間はカイと幸で面倒みるから。
クロト:
はい。
優萌:
優奈と一緒にメイドの専属性奴隷にご主人様をして良いってこと?
優奈:
それは違うと思うぞ? いや…違わないか? アレ?
星美:
優萌はすみれお姉ちゃんとスル時はリミッターが無い・・・
ヴァルマ:
これってミーナの決断次第で最悪な事態もありえるって事ですか?
ミレーヌ:
フロリーが立ち会わないでスルって事ですものね・・・
ミーナ:
うん‥チュ・・・
すみれ:
?! うぅ!
ミーナ:
御身と御国と栄えあれ。 永劫に尽きることなく、 我、ミーナ・エルレアは御身のみの忠実な僕なり。
我の接吻をもちその聖約を誓います。 我が聖なる女王陛下。 My Load (我が主)
私は貴女だけのメイドですよ。 だって私の願いを叶えてくれてお傍に置いてくれたのですから我が女王陛下。 私は二君には仕えません。 これは私のミーナ・エルレアの意思で決めた事です。これで宜しいですか?
すみれ:
うん‥‥ありがとう。 私のメイド。
ミーナ:
これ落ち着きます。 あの三つ目の我儘言います。 今夜はご主人様をこうやって抱っこして寝させてくれませんか?
すみれ:
うん…良いよ…寝ようか。
ミーナ:
はい。
その8 へ続く