第五百九十五話 Shining SOUL その16
カイルス:
我が姉ながら我らの神殿の新人神官に手を出し電脳女神化するとは良い根性をしている
エリアル:
もう少し火加減を強くしましょうかね♪
ヴァルマ:
これが話しに聞く焼き土下座‥‥
パリーヤー:
ひぃぎぃ‥ちりちりいってます‥
星美:
すみれお姉ちゃんが…焼けてる…焼けてるよ‥‥
フロリー:
よりによってΘεία(テイア)(注)だからね…地上の肉体が無いとリソース的にマズイかと
優萌:
真理愛様にどう言うの…
注:テイアー・テイア(古希: Θεία, Theiā)
ティーターンの一族に属する。長母音を省略してテイアとも表記される。
ウーラノスとガイアの娘で、オーケアノス、コイオス、クレイオス、ヒュペリーオーン、イーアペトス、クロノス、レアー、テミス、ムネーモシュネー、ポイベー、テーテュースと兄弟。またヒュペリーオーンの妻で、ヘーリオス(太陽)、セレーネー(月)、エーオース(暁)たち兄弟姉妹の母である。
神話によれば、テイアーは視力と輝きの女神とみなされています。
しかしシケリアのディオドーロスではテイアーはティーターンに加えられていない
ミーナ:
あのそれについては今回は大丈夫です。 真理愛様もララさんやシンディー、さらに穏海様にも内緒でメルヴィーに手でしているので、それを交換条件にすれば。 知っているのは私とご主人様と、良二オーナーだけなので。 ご主人様が真理愛様に内緒で良二オーナーに移籍交渉をしているので
星美:
真理愛お姉ちゃんが?
優萌:
ララ副メイド秘書に内緒で? メルヴィーに? 手を出してるの?
フロリー:
それ真理愛様、ララお姉ちゃんにナイフでバラバラにされるって…
ミーナ:
ララさんについても私が中に入って真理愛様と調整します。 あと姉のパリーヤーと共にこのパリーも地上へ一緒に行ってもらいたいので、ガロー・ディーヴァ・ローカ連邦になるなら、私とヴィシュヌ大使だけでは無理なので。もちろん次の神官試験が受かったらですが。そうなると真理愛様にもララ副メイド秘書にも頼まないといけないですし…
フロリー:
ミーナが真理愛様とララお姉ちゃんに言えば…揉めないですみそうだね。ララお姉ちゃんミーナには弱いし。
カイルス:
裁きは以上とする。 お姉ちゃんの治療の方はパリーヤー任した。 あと地上世界でもよろしく。
それと星界でのお姉ちゃんの侍女頼む。
エリアル:
治療呪文得意でしたよね? 意識失っているからまずは下ろして治療してから起こしてね。そのまま起こすとたぶんショック死しますのでぇ♪
パリーヤー:
はい‥‥。
カイルス:
終わり!閉廷!以上!皆解散!
パリー:
本当にパリーがお仕えしてよろしいですか? それも地上まで…
ミーナ:
パリーは私の専属メイドでしょ?
パリー:
説明の通りなら。専属メイドというものですね確かに。 でもウーラノス様とご一緒に居たいですよね。
ミーナ:
それは私のご主人様だからね。でもパリーのお姉さんのパリーヤーが専属の侍従についてくれるなら、私はみんなの主(あるじ)の役目もできるし。 パリーの主なわけでしょ?
パリー:
それは…嬉しいですけど…
ミーナ:
それに私のご主人様の気持ちが少し解ったから。 ご主人様って自分がなりたくてなるものじゃないんだって。
みんなに求められるから役割として成るものなんだって。 私のご主人様だって本当はただのメイド、侍従でいたい方だからね。
パリー:
あのウーラノス様が…
ミーナ:
ねえ、パリーと私って「そういう」関係。具体的にいうと肉体関係だったんだよね?
パリー:
そ‥そうですが‥。でもご記憶が無いわけですからご無理なさなくても…
ミーナ:
その上で聞くけど。パリーは私の事、女として好きなの?
パリー:
それは大好きというか愛していますというか‥‥いやいや! マティー様に対してそんな大それた事を…
ミーナ:
侍女の義務では無くて本当に私の事を好きみたいね。
パリー:
あうぅ…スイマセン…
パリー:
あの…そんなご無理をなさらなくても…。以前のマティー様はわたくしの好意を知ってあくまで慈悲で相手にしてくれていただけですので…マティー様自身はそこまで積極的な
ミーナがパリーの耳からうなじに指を這わす
パリー:
ひぃぃ!
ミーナ:
悪いけど、以前のそのマティーみたいに、私はそんなに淡泊じゃないの。
パリー:
はう…!
ミーナ:
この世界に来てずっと一人で寝てて寂しくて。今日はやっとご主人様に再会できて…ご主人様のこと抱けると思ったのに…パリーヤーにあげちゃったし~♪
パリー:
そうですよね…寂しいですよね…ひぃ!
ミーナ:
そしてパリーは私の専属の侍従で私の事が好き。
パリー:
はい‥パリーの魂はすでにマティー様のものです
ミーナ:
なら私の自由にして良いよね?
パリー:
…はい自由にして下さってかまいません。いえ…どうかパリーの事を自由にして下さい。
その17 へ続く