第五百九十六話 UniVerse 前編 その15
ティシュトリア:
お邪魔…シマス‥
マフター:
おい…本当にオマエ…良いのか?
ティシュトリア:
何が?
マフター:
だって…オマエ処女だろ?
ティシュトリア:
それ言ったらアンタだって童貞でしょ?
マフター:
‥‥…
ティシュトリア:
ちょっとそこ何で無言! アンタ付き合っているオンナ居なかったよね?
正直に話す!
マフター:
付き合ってる女はいないぞ。 ただ聖戦士なんぞやってると、女性を救う事も多くてな…そういう時にせめてカラダくらい捧げさせてほしいとか…あってな…相手も辛い事があったあとで…慰める意味もあり…その
ティシュトリア:
ほう…何人くらい? シタの?
マフター:
あくまでも過去のことだぞ?
ティシュトリア:
だから何人?
マフター:
五人、いや六人かな…?
ティシュトリア:
ほう~それはそれは経験豊かな事で。こっちは貞操守って来たのに。
マフター:
ちゃんと付き合った女性はいないからな? あくまで慰める為だから…
ティシュトリア:
そんな言い訳聞きたくない。
マフター:
うっ…
ティシュトリア:
まあ今までの事は不問にするから。 でもこれからは気を付けた方が良いよ? でないとそういう事しようにもアナタのどこかが炭棒になるからね。
ボッ!(炎が灯る)
マフター:
ひぃ~‥‥炭棒!? 承知しました…我が女神様‥‥
ティシュトリア:
その替わり…私の事は貴方にあげるから…ちゅ…
マフター:
うん…
真理愛:
お姉さまとシンディーは兎も角、たしかにこのままだとマリもメルヴィもララにナイフで解体され火で焼かれるのは避けられないわね。
メルヴィ:
解体!! ひっぃぃ…そして油脂成分の多い私は良く燃えるみたいな? そういう処分方法?!
すみれ:
よってここは双方協力すべきだと思うのです!
フロリー:
まあララお姉ちゃんは焼き土下座くらいで許してもらえるような人じゃないしね。
パリーヤ:
くらいって…アレもかなり酷い…ひぃ…
パリー:
生きたままナイフでバラバラ‥そのまま火にくべる‥‥ひぃぃ…
ミーナ:
それで私は考えたのです! マーニー入ってきて。
マーニー:
失礼いたします。 お呼びによりマーニーまいりました。
ガタッ!(すみれが立ち上がる)
すみれ:
おぉ…!
メルヴィ:
ほへぇ~!
真理愛:
メルヴィさん?
フロリー:
おいナニ立ち上がってるんだ?我が主
ミーナ:
題して「ララさんにもシスターを付けよう大作戦!」
その16 へ続く