第五百九十七話 UniVerse 後編 その5


ずずぅ~♪

梨乃:
水分補給終わったら続きスル!

梨緒:
チヌ…モウ…ムリ…デス…奥様…許して…

梨乃:
別に体力が減るわけじゃない! 問題無いでしょ?

梨緒:
体力ではなくて…イクたびに・・・精神力っていうんですか? それも違うか…RPGでいう所のMP? とかPOW? 魔法使うと減るやつ‥あれがゴリゴリ削られる感じで‥精神疲労がハンパ無いです。

梨乃:
それは解るけど。 馴れだから! 夜伽を受け入れるのは専属メイドの義務!

梨緒:
それは違うと思います‥‥それより奥様の性欲についていけません‥助けて‥とにかく夜伽以外の事をしましょう‥‥いったん休ませて下さい‥

SE:
ぴんぽーん♪ 

梨乃:
は~い今行きます!

梨緒:
奥様! 何か着て下さいよ! 

梨乃:
宅急便ならドア前に置いてもらうし、お姉ちゃんとかなら問題ないし!

梨乃:
問題あるでしょ! ひぃ腰が立たない‥‥

SE:
シュン!(扉が開く)

ルシフェル:
遅くなった待たしてゴメンね‥‥おい何て格好をしているんだ!

梨乃:
先代! それに! 悠里スプロール監視機構総長?! ユースティティア副検事総長! テミス特別検察官? レスフィーナ先輩?!

悠里:
もとご自分のお部屋だからっていきなりドアを開けるものどうかと思いますわよ。お邪魔しますわね梨乃さん。 しかしフランソアで慣れておりますが、梨乃さんも裸族ですの?

他:
あぁ‥‥

梨緒:
ひぃぃぃぃぃい! 

ルシフェル:
おい現イナンナ殿、これはどういうことだ? そちらの部屋を使わせてもらいたいから、超重要で緊急だとDMとビデオメッセージでも入れたぞ?

梨乃:
DM? ビデオメッセージ? あっ!? あぁ~~!

悠里:
なるほど御自分の専属メイドと夜伽に夢中で確認もできなかったと…これは後から詳しく取材をさせていたかないといけませんわね♪

テミス:
週刊Forest、これは星界版になるのか?それとも地上版なのか?

ユースティティア:
両方に掲載ですかね?

レスフィーナ:
星界版・地上版合併号とかですかね?

梨乃:
やめて下さい!

鈴佳:
先に飲物だけでも置かせて。

スザンヌ:
ピザも! 梨乃!、梨緒!、何でもいいから服着る!

ユースティティア:
わたくしも手伝います!

テミス:
副検事総長は座って下さい

レスフィーナ:
わたしたちがやります!

梨緒:
ルシフェル様とスーとテミス先輩とレスフィーナ先輩はこちらご出身と聞いてるから、でもあれはForestの悠里警備本部長と鈴佳エスコ―ト本部長? あとはエステル議長さんに雰囲気がとても似ている方だ御血縁の方かな? 何が始まるの?


その6 へ続く