第五百九十八話 アヴァロンの王冠 前編 その9
花恋:
クレーターまでしっかり見える。地上から観るより少しだけ上にずれてるかな?
アナエル:
そうですね・・・むぅ~
アナエル:
ご主人様! 今は月面観測何て良いんです! 私のカラダを観測して下さい!
花恋:
あの‥アナエルさん? 落ち着こう? ねっ?
アナエル:
落ち着けません! 私は勇気を出してご主人さまをお風呂に誘ったんです!
たしかにご主人様の好みはくま太と一緒でクリスお姉さまみたいな大きな胸、巨乳だと知ってますけど!
花恋:
いやアナエルみたいな小さい綺麗な胸も好きだよ?
アナエル:
無理しなくて良いんですよ?
花恋:
いや…あのね別の意味で‥‥今すごく無理してます…あのさそんなぴったりくっついたら…
アナエル:
なんですか?
花恋:
自制が効かなくなって、キミの事を傷つけてしまいそうで・・・
アナエル:
ぴよっ? それって・・・私の事を…欲しいってことですか?
花恋:
そ…それは‥キミは花恋が見とれてしまうくらいに‥魅力的で…
アナエル:
ぴよっ!
花恋:
・・・欲しいよ? それはでも…
アナエル:
でも何ですか?
花恋:
だって今日・・・会ったばかりで…いや違うかぴよ吉としてはずっと一緒だったけど…そのカラダとしては…あの…その…
アナエル:
・・・うぅ…
花恋
うっ!?
アナエル:
今まで人の事、散々「エロドリ」とか「エロヒヨコ」とか酷い事を…言ってて今さら何ですか?
花恋:
そ…それは…ゴメン‥
アナエル:
私の事を…滅茶苦茶にして下さってかまいません‥いや滅茶苦茶にして下さい‥お願いします…もう今まで散々…蛮行を行っているんですから。
花恋:
それは…謝るから…
アナエル:
違うんです…私は…ご主人様に何をされても…嬉しいんです…だって…私は…ご主人様の為に、一緒に生きる為に‥‥生まれて来たんだから…ご主人さましか…無いんです
花恋:
アナエル…
アナエル:
だから‥ご主人様がしたいように…して下さい。 それが私の喜びです。
花恋:
………アナエル…
花恋:
あの…本当にいいの?
アナエル:
良いんです。 というより誘っているのは私の方だと思うですか? それで…ご主人様はいつもスル時はクリスお姉さまからもエリシアお姉ちゃんからも基本される方ですが、私とはどうするの?
花恋:
!? そ‥そうかアナエルずっと観てたんだよね‥‥
アナエル:
そうですよ・・・私がいてもお構いなしにシテましたよね? だから~どういう風にご主人様がなるのか~全部知ってますよ。
花恋:
この変態エロドリめ! こうなったら全身にキスしてやる!
アナエル:
ぴよぉぉ~♪ ご主人さまぁ! くすぐったいでしゅよぉ! ぴよぉ!
花恋:
ちゅっ! ご主人様の怖さを思い知らせてやる!
アナエル:
いやぁ~ん♪
その10 へ続く