Ring of Fortune 第一話 そのその15

 
SE:
コンコン♪

鈴音:
フィッツジェラルドの嬢ちゃん。 本隊の引率、助かった礼を言う。

フランソア:
優萌をちょっと補佐しただけ。フランソアはほどんど何もしてない。

鈴音:
優萌小隊長は心強かったと思うぞ。なんせ今回は私もすみれも居なかったのだからな。

鈴音:
それでForestのご主人様の嬢ちゃんが東アフリカくんだりまでワザワザ来て私に話とは何んだ?

フランソア:
う~ん・・・・・・日本に大至急戻ってほしい…

鈴音:
断る。

フランソア:
即答…

鈴音:
今、私がここを離れたらジャンヌの部隊だけでは、軌道エレベーターを護りきれん。
大体ナニがあった?

フランソア:
ちょっと手違いがあって、大変な事になっている。それでエステルとすみれがどうしても鈴音隊長の力を借りたいと…。

ただココも鈴音隊長の戦闘力が無いと無理なのも解るから‥‥フランソアが鈴音隊長の代わりにここに赴任。

一応テミスとイリーシャも連れて来たし。イーリスも持ってきた。
フランソアじゃ鈴音隊長の戦闘力の代わりには頼りない?

鈴音:
嬢ちゃん。嬢ちゃんはご主人様だろ? Forestの運営はどうするんだ。

フランソア:
フランソアがいない間は、紅葉と楓も手伝ってくれる。まあフランソアより楓や紅葉の方がオーナーとして優秀だし。 最悪マモンもいるし。

鈴音:
栗田源三の娘様達二人とDrフィッツジェラルドが代役ならたしかに心配いらないな。

アトロポス:
良かったお二人ともここにいらしゃった! 御休憩中申し訳ございせん失礼いたします!

鈴音:
キミはたしかイリーシャ君の奥方のアトロポス君だったね。

アトロポス:
はい! あのドクターソフィアがフランソアご主人様と鈴音隊長に大至急お話があると…

フランソア:
アトロポス解った。 鈴音隊長行きましょう。 アトロポス案内して

鈴音:
ああ行こう。

來奈:
けっこう遠くまで見えるね。

咲夜:
良かった本当に偏向ガラスだからこちら側から部屋の中は見えない。

來奈:
心配してたの?

咲夜:
だって裸見られちゃうんですよ…みえたら大変じゃないですか…

來奈:
外から見えないといえば…

グラッ(ゴンドラが揺れる)

咲夜:
ちょっとお嬢様! 何こっちに来てるんですか! 危ないじゃないですか!

來奈:
一度してみたかったんだよね‥‥観覧車で一番上のとき、他のゴンドラから見えない

咲夜:
まさか…ちょっと!

來奈:
ちゅっ♪ うぅ~ん♪

咲夜:
うぅうぅぅう!

咲夜:
お嬢様…ナニをしてるんですか…

來奈:
だって夢だったんだもん‥‥観覧車の中でキスするの…

咲夜:
だからって…執務中ですよ‥

SE:
パシャパシャパシャ♪

來奈:
パシャパシャ?

咲夜・來奈:
ひぎゃぁあああ!

ソニア:
良い写メが撮れました! やっぱりお二人そういう関係なんだ! 昼間から大胆!

モーナ:
執務中ですよ…それに観覧車で他のゴンドラから見えないのは真上ではなくて真横です…。間違えたんですね…


その16 へ続く