Shell moon のえんぱいあな日々 第四話 UNDER/SHAFT その4
由美恵:(真っ赤)
ここですかっ?
ここって「そういう物」が売ってる専門店ですよね!
確かに夜ご主人様と一緒に使うものだけどぉ!
ソニア:(小声でブツブツ)
・・・購入したものを蘭子に渡してEHDENのエミリー先輩と蘭子の部屋に置いといてもらえば帰りに取って・・・よしどうにかなる‥
來奈:
女性用は二階か…私達先に入ってるから二階にいる。 ソニア行こう。
蘭子:
どうぞお先に。由美恵が落ち着いたら入りますから
ソニア:
はい、ご主人様参りましょう!
蘭子:
お泊まりが数日続くってさ。
それに、いつも使ってる道具も持ってきてないらしくて――
ねぇ? 今回はご主人様を独り占めじゃない?
由美恵:
ご主人様を…独り占め……はうっ!
蘭子:
夜はご主人様に由美恵を一杯愉しんでもらって、昼間は大事な会議に集中させるのが専属侍従メイドとしてのお勤めだと蘭は思うわよ。
由美恵:
そうですよね……専属侍従メイドとしてのお勤め…せっかくの夜伽のご奉仕……
ご主人様に、いっぱいいっぱい楽しんでもらうのが……
はう…いっぱい……
由美恵:
ご主人様に……いっぱいいっぱいイって果ててもらって……
さらにイかせて……ふぅ~♪ あぁ、私、もっと頑張らないと…はぁはぁ♪
蘭子:
ちょっ…ちょっと由美恵? 目がヤバイ…何妄想してるのか、大体解るけど!
蘭子:
正気にもどって!?
そっと肩をやさしく叩く
由美恵:
あれ? わたし…
蘭子:
とりあえず店内に入ろう。
由美恵:
はい。
蘭:
(この子、性欲暴走機関車タイプだわ……
ソニアから聞いてたより、全然ヤバい娘(こ)……
優萌なみかも…來奈、大丈夫かな……)
由美恵:
はわぁっ……こ、これって体操着とブルマ?
体操着、胸しか隠れてないし……ブルマも……穴が……。
あ、あのっ……こ、こういうのって……やっぱり、喜ばれるものなんでしょうか?
蘭子:
うん、まあ……そうだね。
あとね、学園の服でやっちゃうと、あとが色々大変だから……ちゃんと専用のものを用意しとかないと、その場のノリだけでやると……後悔するから。
由美恵:
なるほど……その場のノリで後悔……気をつけます……
蘭子:(小声・ボソッと)
……自分で墓穴掘ってんじゃん、私……。
由美恵:
超オススメ……?
このピンクの、なんだか可愛い……。
えっ、な、なんでリスさんがこんなところに……?
こっちの液体洗剤っぽいのは……ローション?
香りが……全部ちがう……はぅぅ……。
蘭子:
ソニアと來奈、どこ行ったんだろ。
ここ、商品多すぎてちょっと迷路っぽいよね……
メリー:(声だけ)
初心者の方でしたら、まずはこちらから試してみるのがよろしいかと♪
メリー:
ソニアさん、お一人でお使いになるのでしたら、挿れるときに見えづらくなりますし、少し細めの方が扱いやすいかと♪
來奈:
ちょっとお値段は張るけど、このブランド好き。
日本製なのに海外でも普通に買えるし、女性人気も高いのよね。
メリー:
ええ、こういったお品はやっぱり日本製に限りますわ。
ソニア:(顔真っ赤・苦笑)
そ、そう……なんですね……
(えっ、なにこの高級美容器具を選ぶノリで電動ディルト語る超セレブ二人……意味わかんない……)
由美恵:
メリー? どうしてここに……?
蘭子:(唖然・困惑)
(な、なんで鹿苑寺卿のメリー奥様が「こんなところ」にお一人でいらっしゃるの……!?
しかも、何してるの……)
メリー:
急なお泊りになりまして、信久さんに使うエネマグラとローションを買いに来たんですの。
そしたら偶然、來奈様とソニアさんにお会いして♪
來奈:(小声)
信久お兄ちゃん……そっちが好きなんだ……女の子みたいに鳴かされちゃうんだ…
ソニア:(小声)
ま、まあご夫婦ですし……それぞれの趣味ということで……
幸せなら、それでいいかと……
由美恵:
あのさメリー、あんまりそういうの口にしない方がいいよ……
旦那様の名誉が……
その5 へ続く